2008年02月01日
長湯への情熱の形 万象の湯

長湯温泉を常にリードするのは、紛れもなく直入町の地元の皆さんです。
そんな旧直入町のJAの倉庫を利用して、新しい施設を作ろうとした熱い一人の男性がいました。
翡翠之庄という長湯では有名な宿を運営する代表者の首藤さんです。
大きな借金を抱えてでも、新しい長湯の顔を作ろうとした、仕掛け人が始めた施設、
『万象の湯』
昨年オープンしたばかりの新しい長湯の顔。
そこにあったのは、立派な炭酸温泉と、様々な仕掛け、温泉よりも熱い故郷への思いでした!

長湯温泉日本一!!
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万象の湯は、長湯のメインストリートを抜けた久住寄りの方にあります。バイパスを真っ直ぐ抜けると、道沿いに大きな施設が見えますので、すぐに気が付くはずです。
ここにあったのはJAの大きな倉庫。それを利用して再生させたものが、この万象の湯です。
L字型の大きな建物は、三つに分けて説明できます。一つは、薬膳バイキング棟「天恵塾食堂」とクワバタキッチンのある施設。
向こうにはリラクゼーションホール「ルカス」と呼ばれる多目的ホールがあります。ここでは卓球などが楽しめるほか、コンサートなども利用できるそうです。
それらに挟まれるようにあるのが、大浴場。他の施設にも行ってみたい気持ちを抑え、温泉取材に徹するためにも、大浴場の方へと足を伸ばしました。
ちなみに万象の湯は、湯巡り手形の施設の一つで、ここで手形の購入も出来ます。
真新しい温泉は大小三つの浴槽がありました。一つは適温の基本の内湯。もう一つは冷泉。そしてお約束の露天風呂。
まずは一番大きな浴槽に…と言いたいところなんですが、実は最初に入るべきなのは、低温の方。
実はこの温泉こそ、肌に炭酸ガスが付着する冷泉なのです。実際に多くの二酸化炭素を付着させようとするなら、体が濡れていない時が一番なんだそうで、冷えた体に鞭打ち、こちらに最初に入ってみました♪
湯の花が少し浮いてはいますが、無色透明の澄み切った何の変哲もない温泉。
丸型の浴槽のちょうど真中から勢い良く源泉が噴出しています。ここに手や足を乗せ、刺激を与えてやると、気持ちが良いくらいの泡がブクブクと出てきます。
同時に沈殿している湯の花が舞い、いつしか透明の湯船に色が染まってきます。気が付くと、体のいたる所に泡が付着していました。
冷泉で冷めまくった体を、適温の内湯でゆっくりと暖めます。こちらはお約束の土壌色。自分の足が見えないくらい。
炭酸泉の基本である長湯で、ゆっくりと楽しみましょう。冷泉の正しい利用方法は、この内湯と交互に何度も浸かることなんだそうですよ。


驚いたのは、露天風呂。外への扉を開けると、いきなり通路が温泉になっているのです。
温泉の道や階段を移動しながら、露天風呂へ。
のどかな景色が土色の湯船にピッタリなのが、写真からでも分かっていただけるでしょうか?


万象の湯を運営する代表者である首藤さんにお話をお聞きしましたが、一番印象に残ったのは、「自分だけじゃ駄目。地域が一丸となって盛り上げていかなければ駄目。」
あの炭酸温泉騒動でも、先頭に立ってクレームや批判と向き合った首藤さんだからこそ、言葉の一つ一つに説得力がありました。
そんな万象の湯が、またこの春、新しい仕掛けを用意してくれていました。万象の湯のその奥。現時点で建築中だった建物。ここに出来る予定なのは、新しい湯冶場。つまり宿泊棟です。
そもそも大分を代表する湯冶場だった長湯温泉を復活させる新しい施設。これに関してはまた近いうちに…。
湯冶場・長湯を再興すべく、地元の有志が力を結集させた、万象の湯。
「御前湯」「ラムネ温泉」に続く第三の温泉館として、地元からの期待度も高い施設。
温泉で温まり、長湯の皆様の情熱を体で体感してください。
長湯歴史温泉伝承館 万象の湯
竹田市直入町大字長湯3264-1
TEL 0974-75-3331
営業時間 9:00~21:00
入浴料 一人500円(小学生以下100円)






























