2008年01月29日

長湯を代表するシンボル温泉 御前湯



こういう企画を始める際、事前に常に意識するのが、一番最初に紹介する施設と、締めに紹介すべき施設を二つ選ぶ事です。
すなわちそれが私なりのこだわりになるわけですが、特に最初に紹介する施設には気を遣います。

竹田市を中心とした奥豊後。
その温泉地の代表的な場所と言えば、やはり長湯温泉。
当然、長湯温泉で始まり長湯温泉で締めたいと考えるわけです。

そんなトップバッターとして、紹介するのは、『御前湯』

長湯温泉を代表する、シンボル的な建物が印象に残る市営温泉。
宿泊予定の観光客はもちろん、温泉目当てのドライブ客や地元の市民まで、多くの人に利用される人気施設です。

この企画の一発目として相応しい御前湯の魅力をたっぷりお届けしましょう♪







長湯温泉日本一!!
↓↓↓↓




長湯温泉のメインストリートとも言っていい旧道の川沿い。
ここに一際目立つ洋館があります。TVや雑誌などでも良く見かけるこの光景。これこそが今日の主役である御前湯。
長湯温泉のある旧直入町は、世界を代表する温泉療養地でもあるドイツのバートクロチンゲンやバートナウハイムと友好都市になっていました。
それを意識したと思われるこの洋館造りは内部に至るまで徹底しています。


玄関を入ると、歩く度に木のきしむ音が聞こえてきそうな木造の床。
どれだけ古い建物なのかな?と思いきや、実は今年10年目を迎えるという新しさ。
その頃から、このレトロ感を意識した造りを極めたというのは、非常に先見の明があったとも言えます。
前述の通り、今では長湯温泉と言えば、この建物が思い浮かぶくらいの強烈なインパクト。


玄関があるのは一段低い川の一階上。つまり二階が入り口になっています。
この二階を挟むように、一階と三階に浴場施設が用意されていました。これらは定期的に入れ替わるのだそうですが、この日は一階が女風呂。三階が男風呂になっていました。
この二階には、36畳という大きな和室の無料休憩室と喫茶室などが用意されています。
また、大きな特徴でもあるバリアフリーは、完全型。エレベーターも完備されている他、車イスなども多数準備され、温泉療養地を意識した建築当時の考え方が良く分かります。


女風呂と男風呂の形式が違う今回の様なケースを踏まえ、取材時には女性スタッフを同行させましたので、まずは一階の様子から御覧いただきましょう。
一階は川面に面した開放感のある造りです。露店風呂系のものが中心で、丸型の柔らかい感じが特徴の様です。
土色に染まった独特の温泉は、炭酸泉特有の手付かずの源泉かけ流しだからこその色。
これから何度となくこの色の温泉が出てくると思われます。




またこの一階の奥には、和室・洋室・露天風呂といった様々な形式が楽しめる家族風呂が用意。
プライベートな時間と空間の中で炭酸温泉を満喫できます。
家族でワイワイガヤガヤ言いながら入浴するのも楽しそうですよね~!




さて、では私が入った三階の大浴場から、ゆっくり解説していきましょう♪
更衣室を抜け、入り口を開けると目の前に広がるのは、高い天井と六角形の大浴槽。まさにレトロ感たっぷりの最高の温泉風景。
緑黄色と黄褐色を混ぜたような土色は前述の通り、長湯温泉の独特の色。中央に源泉の湧出口が見えます。


ドロっとした見た目とは裏腹に、肌を弾くような感触の湯。爽快感さえ感じる温泉は、意外なほどに低温に感じます。
ここは竹田のさらに奥。山間の町の冬という気温もあるのかも知れませんが、別府温泉に慣れた身体には物足りなく感じるほど。
ところが、これもどうやら長湯温泉の特徴の一つだという事に後で気がつきました。



炭酸泉の効能は、入浴することにより体内に炭酸ガスが吸収され、それが全身の血管を拡張して血流をスムーズにします。
血液に流れがスムーズになることで血圧を下げ、心臓の負担が軽くなるので、心臓の働きが改善されるというわけです。
難しい話になりそうですが…要するに、『長湯してこその長湯温泉』。まるで駄洒落の様な言葉ですが、まさにこの通りなのです。


この時期の寒い外気に当たる露天風呂はさらに温度が低め。
源泉付近にいてもまだヌルく感じる人もいることでしょう。
ですが、これが当たり前の入り方なんだと思うと、さっぱり目のお湯の感触もさらに肌に染みてきます。
冷泉は長方形で、サウナ利用後などに使用するのがベスト。


御前湯では、残念ながら身体に炭酸が付着する様な温泉はありません。
しかし、昨日の記事でご説明したように、炭酸泉はそういう温泉を差すものではありませんので、その知識さえ持っていればガッカリする様な事もありません。
その証拠に30分も浸かった状態だと、その後数時間は外の寒さも何のその、しばらくはポッカポカの状態が持続されます。


それもそのはず。御前湯の温泉は長湯温泉でも折り紙つきの炭酸泉。
分析結果では1リットルの温泉に溶け込む炭酸ガスの量が、理論上の限界値近くまであるそうです。
そのお陰で、今や御前湯の浴槽では当たり前の様に、ある意味オブジェと化しつつある析出物が蓄積や、温泉らしく土色に染まったタイルを至る所で見ることが出来ます。


また御前湯の大きな特徴の一つは、ここで利用される源泉は100%飲料泉だという事。
三階の湧出口にも、二箇所にこの様な飲料用のコップが置かれていましたし、入り口付近にも飲料専用の源泉湧出口がありました。
ご注意いただきたいのですが、さすがに身体に良い飲料泉。正直マズイですwそれを覚悟の上で、飲んでみましょう。


最後に、御前湯から大学生の皆様に面白いイベントのお知らせです。
2月14日(木)、大学生2~3人を1チームとし、温泉入り放題で、10:00~16:00までの4時間でいくつの温泉を回れるか?競うゲームが行われます。
題して、『大学対抗 一日でいくつ温泉に入れるか大会』
「なんだ簡単じゃん!」と思った学生さん、まだまだ青いですよw

実はサイコロを振って、出た目の温泉に入らなければいけないのです。しかも、その温泉を探すのは自分達。
地図を頼りに目的の温泉を探し、入浴。そしてまた新しい入浴地を求めてサイコロを振る…この繰り返しが唯一のルールです。
参加費は無料。温泉も無料。タオルは持参。移動手段は自前。
商品は…
1位 5万円分の旅行券か商品券
2位 3万円分の旅行券か商品券
3位 2万円分の旅行券か商品券

となっています。

私が大学生だったら、迷わずに3チームぐらい刈り出すところ(笑)
大学生の方、この機会にどうでしょうか?


それから…

事務局の皆さん、参加枠に空きがありすぎて困ったら、いつでもご相談下さい(笑)


さて、長湯温泉を代表する折り紙つきの正統派炭酸泉を持つ、御前湯。
ここは『温泉療養文化館』というサブネーム通り、館内の至る所に、長湯温泉の歴史を学ぶ事が出来る、パネルなどが並べられていますので、ゆっくり入る温泉共々、片昼潰すくらい勢いで来るのが一番の満喫方法です。
身体に優しい長時間の入浴方法、自然を満喫しながら癒される浴場、レトロ感とムード満点の象徴的施設内外、長湯温泉の歴史を学べる文化館としての働き、そして良薬口に苦し(笑)
長湯温泉に来たなら、一度は寄ってみたい常識中の常識施設をトップバッターとして紹介させていただきました。



温泉療養文化館 御前湯
竹田市直入町長湯7962-1
TEL 0974-64-1400
営業時間 6:00~21:00
休館日 毎月一回 第三水曜日





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この記事へのコメント
御前湯は行ったことはあるのに、温泉には入ってないんですよねー(-_-;)
ワインソフトやったかな、それを食べに行っただけでした…。
こんなにいろいろな種類のお風呂があるんですね。しかも景色良いです。今度はお風呂に入らなくちゃなー♪
Posted by てふてふてふてふ at 2008年01月29日 22:11
てふてふさん

それはもったいない!!
次はぜひお勧めします。気取らなくてもよいし、最高の浴場でしたよ。

もし行かれるなら、積雪や凍結が問題ですから、気をつけてくださいね。
Posted by ケンジ at 2008年01月30日 08:57
はじめまして。「ブログスカウト」の原田と申します。

東京の渋谷にあるコンテンツ制作会社(ライトアップ)で、
人気ブロガーさんのスカウトを担当しております。
「ブログスカウト」 http://blogscout.jp/

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今回、どうしてもご連絡を差し上げたかったのでこのような
形でアプローチさせて頂きました。
こちらのブログにふさわしくないようでしたら、お手数ですが
削除をお願い致します。
Posted by 原田 at 2008年01月30日 15:05
フリーペーパーで紹介されていましたが、
長湯の近くに薬膳料理(確かバイキング)のお店があるそうですね♪

めちゃめちゃ心惹かれていたので、タイムリーでした。
もうちょおっと寒さが緩んだら、是非いきたいです。
Posted by asu at 2008年01月31日 00:01
asuさん

薬膳料理のお店ですか?どこだろ?
バイキングは数軒あった様な気がしますので、今度気をつけて見てみます。

確かに今は一番寒い時期ですから、別府や由布院と違って、寒すぎたら来れない場所ですからね。
是非楽しんでください!!
Posted by ケンジ at 2008年01月31日 11:04
ちょっと行ってみたいな~と思っている薬膳料理のバイキングがあるのは、
「天恵塾食堂」。
長湯歴史温泉伝承館「万象の湯」内にあるそうです。
Posted by asu at 2008年02月02日 21:19
asuさん

万象の湯なら、つい先日お邪魔しました!!
http://active.junglekouen.com/e32105.html
確かに薬膳バイキング、ありましたね。
近々、別の企画でお邪魔することになると思います。

またここで報告しますね☆
Posted by ケンジ at 2008年02月03日 08:33
 

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