2007年06月21日

豊後高田市に残る中性の息吹 田染荘

大分満喫探検隊

田植えの時期がやってきました。
という事は、昨年やったあの名物企画が近いわけですw

それは置いといてw
今日は大分県でもっとも有名な田園風景をお伝えしたと思います。

場所は豊後高田市の小崎地区。
この名前だけでピンと来る方も少なくないでしょう。

『田染荘』(たしぶのしょう)

一見普通の田園風景が並ぶ、この小崎地区の何が凄いのでしょうか?







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まずは『荘園』という言葉を覚えてますでしょうか?
中学校くらいで習った記憶がある方もいるでしょう。

荘園とは、平安~室町時代の貴族、寺社の私的領有地。奈良時代の墾田を起源として全国的に拡大。
神領地であったため不輸不入権(国司に対し納税を拒否する権利)も認められていたが、鎌倉幕府の守護地頭制によって次第に武家に侵略され、南北朝の動乱後急速に衰退に向かった。
文献に残る荘園数は約四千。今ではほとんど消滅している。~後略~
(田染荘説明看板より)


ここはもちろん六郷満山の神仏習合の地・豊後高田市。
743年墾田永年私財法の成立によって、開墾した水田の私有が認められるようになって以来、この地を豊かな水田地帯にしようと多くの人々や宇佐神宮の力によって、この土地の地形を利用して様々な曲線を描きながら不揃いな形をした水田が開発されていきました。


やがて開墾された水田は、宇佐八幡宮が支配する荘園となり、田染荘が誕生しました。
田染荘は、宇佐八幡宮の「本御荘十八箇所」と呼ばれる根本荘園の一つで、最も重要視された荘園だったと言われています。
ここ、豊後高田市小崎地区の田園風景が大分県一有名だ、と記した最大の理由は、田染荘が今も変わらぬ姿で残され、現在でも現役の稲作が行われているからです。


現存する文化財や学術調査により、中世の景観を最も良く残す荘園村落遺跡として、田染荘が全国一だと評価されているのです。
ちょうど今頃は田植えが一段落し、苗が育ち始めている時期。この時期、日本各地から写真を撮りに来る人も少なくないそうです。
そんな私も、最高のショットを求めてシャッターを押しましたが…相変わらずのへタレ写真…w


もう見頃は過ぎたのかもしれませんが、ホタルが見られることでも有名ですよね。
また、公式サイトを覗いてもらえば分かりますが、農家民泊も受け入れているみたいで、体験してみるのも面白いかもしれませんね♪


意外と知られていない、隠れ名スポットと呼んでいい、田染荘。
中世の風景を1300年経った今でも、変わらず残る遺跡。しかも現在でも生活に根付き、実際にその土が活用されているという感慨深さ。
まだ見た事のない県民の皆様にこそ、是非お薦めします☆



荘園の里 田染荘
公式サイト
豊後高田市小崎地区




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