2007年12月11日

車を停めて、初めて分かる!慈恩の滝の魅力

日田市天瀬町と玖珠町の境あたり。
国道からも見ることが出来る、立派な滝が今回の主役。

『慈恩の滝』

慈恩の滝は、普通見ることが出来ない角度から滝を見ることが出来、それがある別名の由来にもなっています。
そんな慈恩の滝を満喫するための、ちょっと変わった見方とは、どういう見方なのでしょうか?

答えはこの後すぐ!!





観光地・大分を全国にPR
↓↓↓↓



玖珠・九重方面というのは、日本書紀にも各地が登場する、古代的な町であることでも知られています。
玖珠町などは、「童話の里」だけあって、様々な場所で伝説や言い伝えを体感することが出来ます。
この慈恩の滝も、そんなスポットの一つ。
少し長くなりますが、以下に慈恩の滝の伝説を書いておきます。興味のある方は読んでみて下さい。



「今からおよそ千数百年の昔、この滝壷に大蛇が住んでいた。
或る年の麦の実る頃、夜中にこの大蛇が滝壷より這い出して麦畑の中でのたうちまわり、農民の汗による麦を荒らしてしまいわづか一夜で近郷の麦畑はほとんど全滅に近い被害を受け、その年の秋の実りの田もこの大蛇に荒らされ其の数年間、田畑を荒らされ続けた。 このため農民はホトホト困り八方手をつくし何とか大蛇を鎮めんものと、或るときは、加持祈祷に、またるときは、滝壺に竹網を張るなどしたがその甲斐もなく大蛇に荒らされ農民は食べるものもなく困窮の果て、先祖より受けついだ田畑を捨て、家を捨てるものが続出しこの土地をはなれて行ったのである。

こんな年の夏の夕暮れどき、地域を通りかかった旅僧がこのありさまを聞き、及ばづながら経の功力により大蛇を鎮めて見ようと、その夜折から登る月光の下滝しぶきのかかるあたりに座して一心に読経を続けておりますと、やがて急に滝壺に逆渦巻が起り、波の中から凄まじい形相の大蛇が姿を現したのである。これを見た旅僧はそのような浅ましい姿では経を聞くことは出来まい。

「心をやわらげ、姿を変えて現われよ」と、さとした。
すると大蛇は、ザブンと水中に身を沈め、しばらくして今度は頭だけ大きく胴体は筆の軸位に痩細り長さは二丈(7m)あまり見るもあわれな姿で水の上に現れた。旅僧は大蛇に向かい法を説きながら、「何故に田畑を荒らすのか」と問いただすと、大蛇は頭を胴の方へ向けて曲げ舌の先で体中を舐め始めたので、旅僧は大蛇に近づき、よく見ると、鱗の間に全身虫が寄生しているのを発見した旅僧はこの大蛇をあわれに思い、その胴体の上を経文で撫でさすると、大蛇は目を細め旅僧のなすままに静かにしていて、病気もよくなりその後は一度も田畑を荒らすことなく稲や麦も実り農民の喜びは大変なものであった。



国道からも見る事が出来る、勇壮な滝の姿。
でも運転中は危ないですから、やっぱり車を停めて、じっくりと見たいものです。
じっくりと見ないと損をするスポットでもあるのですから、なおさらです。


慈音の滝は、上段と下段の2段構造。水量もかなり多めで、激しく、また延々と流れ落ちる水は迫力満点です。
梅雨時期などには水量もかなり多くなり、それはそれは豪快な風景になります。
紅葉の時期は、綺麗な背景をバックにさらに良い感じになるのです。 


さらに!
夜になると、この滝が緑色に映える、ライトアップ。
勇壮な姿はさらに幻想的になり、まるで仙人がひょっこり現れそうな感じさえしてきます。
思わず時間を忘れ、見とれてしまう人も多いのではないでしょうか?


さてさて、慈音の滝の最大の特徴は、この道。
別名「裏見の滝」とも呼ばれる要因となっている、道。文字通り、滝の裏側を歩いて通る事ができます。
水しぶきが霧のように舞ってますので、ある程度の覚悟は必要ですが(笑)それでもせっかくですからやはり渡る事をお薦めします。


裏から見る滝はまさに絶景。
壮大な水の流れは、まるでスローモーションのようにも見え、着水している音や風景を傍で見ると、自分が水墨画の中に入ったかのような感覚になれます。
ただしこの裏道、かなり滑りやすいので、注意が必要!真冬に滝壺に落ちた!なんて洒落になりませんから。


国道を潜った向こう側にあるのは、なぜか河童の像。
改めて気がつくのですが…大分県では河童の像を良く見かけます
参照記事:大分の七不思議! 勝手に発表w
『大分と河童』
これは今後の研究材料として面白そうです♪


何はともあれ、最近は高速道路(大分自動車道)の便利さで、国道近辺の風景を忘れがちですが、こんな素晴らしい場所がまだまだたくさん残っていることも、覚えておいた下さいね☆
豪快な水の流れ、滝の裏側、そしてライトアップ。
エンターテイメント性を持った慈恩の滝に、あなたも惹かれてみて下さい。




この記事へのトラックバックURL
http://active.junglekouen.com/t26935
この記事へのコメント
お久しぶりです♪
ここは、お正月に行くと立派な門松が
出ていますよ。高塚さんに初詣に
行ったときなどに寄ってみるといいかも。

それから、下のURLのサイトに
この滝を見るとっておきの場所の
案内があります。
http://www.geocities.jp/mesa_takikairou/index.html
Posted by みんみん at 2007年12月11日 18:55
みんみんさん

どうもどうも!お久しぶりです。

そうですか。門松が!?
それはまた見事な風景になるのでしょうね。

教えていただいたサイトも拝見しました。
地元の方がやられてるみたいですね。
興味深く見させてもらいました!!
Posted by ケンジ at 2007年12月11日 20:16