2007年11月29日

天下の奇祭 ひょうたん祭り

先週末は、豊後高田市で日本に三つしかない裸祭りが行われました。
参照:この週末は豊後高田市へ! 若宮八幡裸祭り

しかし今週末は、それどころか、日本に一つしかない、奇祭が大分県で行われます。

『ひょうたん祭り』

大分が全国に誇る、天下の奇祭。
一年に一度の奇祭を是非観に行きましょう♪

※画像提供
豊後大野市役所 様 大感謝☆





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ひょうたん祭りが行われるのは、豊後大野市の千歳町。
大分市から行くなら、R57を走り、犬飼町を抜けた先です。
場所はその千歳町の柴山神社。地図は最下部に記載しておきます。

毎年12月の第一日曜に行われる、このひょうたん祭り。正式には「霜月祭り」という名前です。
頭にひょうたん、足には大きなわらじ…この衣装の写真を見れば、見たことがある方も多いことでしょう。
この時期には、必ずニュースで取り上げられます。

今からおよそ800年前、大友氏と、薩摩の間で長く続く戦を嘆いた宇佐八幡のご神霊は、その分霊にこの土地を治めさせようとしていました。
これを聞いた千歳町の豪族・益永豊武が、ひょうたんに清酒を詰め、流鏑馬、獅子舞などを奉納して柴山八幡におまつりしたのが、「ひょうたん祭り」の原型。
毎年旧暦霜月の2日から3日の両日行われていたことから霜月祭りという名前になったそうです。


見所は、奇祭と呼ばれる所以でもある、ひょうたん様が率いる行列。
太鼓と鐘の音をバックに約1kmを馬に乗った武士や神輿が練り歩きます。
その先頭を歩く人こそ、あのひょうたん様。

真っ赤な衣装、頭の上には二尺五寸(約80cm)の長ひょうたん、三尺(約100cm)の太刀を斜めに背負い、腰には肩からつるした「御神酒三升入りの大ひょうたん」。
足には幅二尺(約70cm)、長さ三尺五寸(約110cm)の大わらじ。
この奇抜な衣装に身を包んだひょうたん様は、さすがに前へ進むのが困難です。
しかもひょうたん様は出発前から、かなりの量のお酒を飲んでいるそうで…w



そこで付き添っている人たちがわらじに紐をつけ、掛け声と一緒に引っ張ってあげるのです。
これが非常に滑稽な光景。
ゆっくり練り歩くひょうたん様の後ろをなかなか前に進めない行列の皆さんが辛抱強く待っているのです。

ひょうたん様の持っているひょうたんには、実際にお神酒が入っており、これを観光客などにも振舞ってくれます。
このお酒を目当てにマイおちょこ・マイ徳利を持っていく人もいるらしいですよ。
「五穀豊穣・健康祈願」のお酒をいただいて帰りたいものですよね。


天下の奇祭・ひょうたん祭り。
毎年この暮れの時期に、笑顔と話題を振りまいてくれる豊後大野市千歳町。
素朴な田舎の風景に癒されつつ、日本でも珍しいお祭りを一度は見てもらいたいですね。


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