2007年10月09日

被害者と加害者 ニュースから学ぶべきこと

大分の三面記事

交通事故というのは、忘れた頃に、普通の市民に降りかかってきます。
それは私達にも言えること。
何かあった時に、我々はその事実と現実を、恐くなるほど感じる事になります。
しかし、その事実から目を背けてばかりだと、いざと言う時、とんでもないミスを犯してしまい、ちょっとした判断ミスが、自分の人生を大きく狂わせてしまうことになります。

先月の末、日田市内で二人の女性が尊い命を落としてしまう、事故が起きました。
加害者は車を運転したまま逃走。ひき逃げ事件として捜査されていました。


今日はこの事件の事実を確認し、何を学び、何を思い出すべきか、考えてみたいと思います。




一人でも多くの県民に安全運転を!
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28日午後7時10分ごろ、大分県日田市友田の国道386号で、女性2人が相次いで乗用車にはねられるという事故が起きました。
日田署によると、2人とも搬送先の病院で死亡。車は現場から走り去り、県警はひき逃げ事件として捜査を始めたのです。

死亡したのは80代の女性が二人。
近くの集会所で開かれる会合に参加するため、信号機のない横断歩道の付近を渡っていたと思われます。
現場近くからRV車などに使われる青色の補助ミラーが見つかり、捜査本部が調べた結果、二人をはねた車両は青色の三菱パジェロミニ(三菱自動車製)の可能性が高いと判明。同型車は日田市内で千台、県境の福岡県うきは市などに八百台が自動車登録されており、捜査は困難を極めるかと思われていました。


ところが、今月の初め事件は急展開を見せました。
自殺を図って入院している福岡県内の男性が、入院直後に事情聴取した福岡県警の警察官に対し、事件への関与をほのめかしていたことが分かったのです。

そして5日、ついにこの男性は逮捕。翌日大分地方検察庁に送検されました。
供述によると、容疑者の男性は事件当日、勤務先の日田市内のパン屋を午後時6ごろに退社し、同市内の量販店に立ち寄った後、午後7時過ぎに事件現場にさしかかりました。
「はねたのは1人だと思っていた。翌日、2人だったと知って驚いた」(供述より)
2人をはねた直後に、現場から自動車修理工場へ直行し、「電柱にぶつかった」とウソを言って修理を頼み、代車を借りて帰宅したそうです。
翌29日と30日は勤めに出たそうですが、30日は「具合が悪い」と早退し、10月1日の定休日をはさんで、翌2日は無断欠勤したのだそうです。
3日早朝、朝倉市内の河川敷で、代車を使って排ガス自殺を図ったが、車内に排ガスを引き込むホースを入れて、そのままドアを閉めたため、排ガスを車内に充満させられず未遂に終わりました。


県警に逮捕された男性は、両親、弟と4人暮らしの29歳の男性。
福岡県出身で高校を卒業後、地元の洋菓子店などで職人として働き、今年の6月、「パンを焼きたい」と日田市のパンの店に転職したそうです。
店では、パン作りを任され、仕事ぶりも熱心だったことから、職場での信頼は厚かったそうで、従業員らは一様に驚き、絶句したといいます。
仕事ぶりは真面目だったそうで、経営者の男性は「罪を償ったうえで、本人が再びここで働きたい気持ちがあるならば、迎えたい」と話しているという事が新聞に載っていました。

普通の市民が起こしてしまった、取り返しのつかない大変な事件。
つまり、いつ我々の身に降りかかってもおかしくないという事です。
自動車を運転する際、つい忘れがちですが、常にそういう危険と隣り合わせであるという事を忘れてはいけませんよね。
また、事故を起こしてしまった際、まず何をしなければいけないのか、もう一度自分に問い掛けてみる良いチャンスなのかもしれませんね。



最後に、忘れてはいけない被害者側の話をしておきます。

被害者の遺族はこう話しています。
「容疑者の逮捕で少しは安堵した。しかし、事故後に通報や救護をせずに逃げたことは許せない」
「事故現場を毎日通るのがつらく、他の道があればと思っていた」
「容疑者が捕まったのは良かったが、事故の翌日にでも警察へ出頭してほしかった」


事故は被害者も加害者も辛い思いをします。
ましてひき逃げになると、人生が大きく変わる事を、忘れてはいけません。

「人の振りみて我が振り直せ!」

今日この記事を書く事で、自分にも皆さんにも意味があれば幸いです。


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